元陸上選手のウサイン・ボルト氏が、来週からドルトムントの練習に参加する可能性があることが明らかとなった。ドイツ『デア・ベステン』が報じている。

　ボルト氏は昨年のロンドンで行われた世界陸上を最後に陸上界からの引退を表明。五輪で8つの金メダルを獲得したジャマイカのスター選手は、ハムストリングスのケガに悩まされていたが、負傷は完治して、フットボーラーへの転身を本気で考えていると以前から話していた。

　そして実際にインターナショナルウィークである来週からドルトムントの練習に参加する可能性があるという。これはメーカーのプーマが、ボルト氏とドルトムントのスポンサーであることから実現すると伝えられている。

　なお20日には、ボルト氏が自身のTwitterで「Ready!!!!!!」とつぶやき、サッカー用のスパイクを見せる動画をアップすると、ドルトムントのマルコ・ロイスがこれをリツイート。両スター選手の共演は近づいていると言えそうだ。また、今回はケガのために日本代表招集外となった香川真司ともプレーする姿が見られるかもしれない。

　ボルト氏は以前からマンチェスター・ユナイテッドのファンであることを公言。いつの日か選手としてオールド・トラフォードでプレーすることが、夢であると認めている。

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