リバプールやオーストラリア代表として活躍したハリー・キューウェル氏は、リバプールの後輩、エジプト代表FWモハメド・サラーに2018年のバロンドールを獲得できるチャンスがあると考えているようだ。

　2017年夏にローマからリバプールに移籍したサラーは、先日のワトフォード戦で4得点を奪うなど今季の全公式戦で36ゴールをマーク。プレミアリーグでもすでに28得点を挙げており、得点ランキングトップを走っている。この活躍を受け、キューウェル氏はフットボール界にニューヒーローが誕生したと『トーク・スポーツ』で後輩を絶賛した。

「サラーは素晴らしいシーズンを過ごしている。多くの人がチームの年間最優秀選手だとたたえているが、私はもう少し上の存在になると思っている。仮に彼がW杯で活躍して、来季もこの調子を続ければ、バロンドールだって夢じゃない。すでに多くのゴールを挙げている彼がそれを勝ち取れない理由が見当たらない」

「それに最高のドリブルスキルも持っているから、DFはかなり脅威に感じていると思う。彼がベストの時は(リオネル)メッシのようにドリブルするから手を付けられない。素晴らしい技術を持つ彼が調子づいた時はどうやって対処すれば良いのかわからないだろう」

　移籍1年目からアンフィールドの主役に躍り出たサラーは、キューウェル氏が予想する通りにメッシとクリスティアーノ・ロナウドの牙城を崩し、バロンドールを勝ち取れるだろうか。

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