beacon

「麻也、宏樹、真司にいてほしかった」ハリルはケガ人の多さを嘆く

このエントリーをはてなブックマークに追加

ケガ人の多さを嘆いたバヒド・ハリルホジッチ監督

 ケガ人の多さを嘆いた。日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督は23日のマリ戦に向けた公式会見で「4、5人ほど予定していた選手が来られなかった」とコメント。DF酒井宏樹(マルセイユ)がケガのため不参加となり、負傷離脱中のDF吉田麻也(サウサンプトン)、MF香川真司(ドルトムント)も招集できなかった。

 酒井宏については「少し驚いたのは、ケガをしているにもかかわらず、その状態で2試合もクラブで試合をしてしまったということ」と指摘。「それが原因で、ああいう状況になってしまったと私は思っている」と、クラブに対して苦言も呈した。

「(吉田)麻也、(酒井)宏樹、(香川)真司にいてほしかった。もっともっともたらせられるからだ」と嘆く一方、「いる選手でやらないといけない。他の選手にチャンスを与える。見せてほしいし、さらに厳しい競争をつくり出してほしい」と、これまで出場機会に恵まれなかった選手の発奮を促した。

「5月20日には本大会に向けた合宿がスタートする。そこまでにできるだけ多くの情報を持っておきたい。もし本大会中にケガ人が出たらどうするか。そういう最悪なことが起こることも予想しておかないといけない」。今後、新たなケガ人が出ないとも限らない。「世界のどんな監督も自分の理想のチームを持ちたいと思うだろうが、そういうわけにはいかないので、準備しておかないといけない」と力説した。

(取材・文 西山紘平)

★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2018W杯ロシア大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2018W杯ロシア大会日程&TV放送

TOP