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大迫&杉本とは異なる個性で輝け…小林悠が“生きる道”

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日本代表FW小林悠

 189センチのFW杉本健勇、182センチのFW大迫勇也。ライバルとなるFWと比べ、177センチの日本代表FW小林悠は“高さ”では劣る。「今回のCFでは、健勇や大迫みたいに自分は大きくない」。そこは自覚している。だからこそ、「俊敏性や背後を狙う動きという、自分の良さを出していきたい」と、2人に勝る部分をピッチ上で見せ付け、W杯メンバー入りに向けてアピールしようと静かに燃えている。

 昨年12月のE-1選手権では4-2-3-1のトップ下の位置に入ったように、前線に張るだけではない。今回も同様のポジションに入る可能性もあるが、「大迫や健勇がどっしり前で構えてくれて、自分が周りを動いたり、間に入ってというプレーが、そういうポジションでは求められると思う」とプレーするイメージを膨らませている。

 昨季のJ1得点王に輝いたように、得点力に疑いの余地はない。FWである以上、得点を狙うのは当然だろうが、「拮抗した試合や難しい試合展開で自分が出て、『一発があるぞ!!』というところを見せられれば。結果にこだわってやりたい」と自身の持ち味を発揮しつつ、試合を動かすような、そして試合を決めるようなゴールを狙う。

(取材・文 折戸岳彦)

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