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PKでの1失点を悔やむ中村航輔「止めれば1-0だった」

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GK中村航輔はPKでの1失点を悔やんだ

[3.23 国際親善試合 日本1-1マリ リエージュ]

 方向は読んでいた。前半44分に迎えたPKのピンチ。日本代表GK中村航輔(柏)はキッカーに向かって左に飛んだが、左足を振り抜いたFWアブドゥライ・ディアビのキックが豪快にゴール右上に突き刺さる。必死に伸ばした腕の先だったが、相手のキックを褒めるべきだった。

「(PKを)止めることができれば、結果は1-0だった。結果を変えられなかったことには悔いが残る」。そう悔しさを隠さない23歳は、これが海外組を含めたフルメンバーでは初出場だった。国内組で臨んだ昨年12月のE-1選手権で2試合に先発。A代表デビューを果たすと、好セーブを連発し、指揮官の評価を高めた。

 この日は守護神のGK川島永嗣をベンチに追いやっての先発出場。「(試合に)出ても出なくても、この代表チームに入っている以上、責任感を持っている」と冷静にプレーし、前半9分の1対1のピンチは鋭い反応でファインセーブを見せた。

 後半は日本がボールを保持する時間が続き、ピンチらしいピンチはなかった。中村のプレー機会もほとんどなく、「シュートに持ち込まれるシーンは少なかった」と振り返る一方、「自分としては、(ボールの)いい取り方ができなかったし、いいボールの配給もしたかった」と反省の言葉が口をついた。

(取材・文 西山紘平)

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