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悔やむ大迫「前半に決め切らないといけない」

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日本代表FW大迫勇也

[3.23 国際親善試合 日本1-1マリ リエージュ]

 最前線で体を張って基準点を作ろうと奮闘した。90分間ピッチに立ち続けて攻撃をリードした日本代表FW大迫勇也だったが自身に得点は生まれず、チームは1-1の引き分けに終わった。

 W杯本大会で対戦するセネガルを想定して組まれたマリ戦。相手の身体能力の高さやフィジカルの強さは「予想どおりだった」という。「メンバーを見ても良いチームに所属している選手が多いと思ったし、ヨーロッパでプレーしている選手も多かった」。しかし、「局面局面で負けたことが大きかった。追い込んでもかわされる部分、球際の部分で1枚はがされることが多かった」と“個の力”を相手に後手に回る部分が多かったと振り返った。

 自身は前半12分に巧みな落としからFW久保裕也のシュートを呼び込み、同41分にはFW宇佐美貴史のシュートチャンスを演出。同45分には宇佐美のクロスに飛び込んで自らダイビングヘッドを放つなど、フィニッシュにも絡んだが得点は生まれなかった。後半アディショナルタイムにFW中島翔哉の得点でドローに持ち込んだものの、「前半のうちに決め切れないといけない」と特にチャンスを作った前半にゴールを奪えなかったことを悔いた。

(取材・文 折戸岳彦)

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