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ドルトムント指揮官、練習参加のボルトに感銘も「もっとレベルを上げたいなら…」

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ウサイン・ボルトとペーター・シュティーガー監督

 ドルトムントを率いるペーター・シュティーガー監督は、2日間トレーニングに参加したウサイン・ボルト(31)に感銘を受けたが、「もっとレベルを上げたいなら、すべきことはかなりある」と語った。クラブ公式サイトが伝えている。

 2017年夏の世界陸上で現役を引退した“人類最速の男”は、22日からドルトムントのトレーニングに参加。23日の公開練習には、ボルトを一目見ようと約1400人が見学に訪れ、多くのメディアも詰めかけた。トレーニング後は「自分にとっていい経験になった」と手応えを口にしていた。

 シュティーガー監督は、「ウサインは信じられないほど気さくなやつだ。彼のようなスポーツマンと一緒に仕事ができたこと、そして1人の人間としての彼に触れられたことを我々は名誉に思う。参加した全員にとって、最高の経験になった。彼はいいパフォーマンスを見せてくれた。サッカーの才能があると思う」と称えた。

 才能を認めた一方で、ドルトムント指揮官は「ただ、もっとレベルを上げたいなら、すべきことはかなりある。サッカーに必要な身体は、彼の競技に求められるものとは全く違うからね」と分析した。

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