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金沢が先制点も“鬼門”突破ならず…町田はドロー決着も開幕からの無敗キープ

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[3.25 J2第6節 金沢1-1町田 石川西部]

 J2リーグは25日、第6節を各地で行った。石川県西部緑地公園陸上競技場ではツエーゲン金沢FC町田ゼルビアが対戦し、1-1で引き分けた。町田は開幕から3勝3分で無敗をキープしている。

 開幕戦以降、4試合白星から遠ざかっている金沢(2分2敗)。今節ホームに迎えた町田は、J3所属時から未だ勝利がない(4分3敗)“鬼門”の相手だ。先発は前節・山口戦(2-2)から5人を入れ替え、DF石田崚真とMF宮崎幾笑、MF大橋尚志、MF加藤大樹、FW垣田裕暉を起用した。一方、前節・松本に勝利し、2位に浮上した町田。中3日の今節はスタメン2人を変更し、DF深津康太とMF森村昂太が選出された。

 町田は前半19分、MF平戸太貴の右CKからニアに走り込んだ深津がヘディングシュートを放ったが、ゴール右に逸れた。対する金沢は37分、左サイドからMF加藤大樹がグラウンダーのクロスを入れ、FWマラニョンが競ってこぼれたボールを右足で願ったが、GK高原寿康に止められてしまう。39分にもマラニョンが左サイドを突破し、PA左深くからマイナスに折り返したボールを宮崎が合わせたが、ミートしきれなかった。

 試合は後半立ち上がりに動く。金沢は6分、左サイドでFKを獲得し、キッカーの宮崎がゴール前に入れると、こぼれたボールをマラニョンが左足シュート。相手のブロックに遭うが、クリアされたボールをPA手前でDF沼田圭悟が受けて素早く左足でクロスを入れる。これを垣田が頭で合わせ、2次攻撃からゴールネットを揺らした。

 町田は後半11分、MF中村祐也に代えてMF杉森考起を投入。だが、金沢が最終ラインの裏やサイドのスペースをうまく突き、追加点を狙いに行った。それでも徐々に町田が主導権を握ると、16分には右サイドから杉森が相手のタイミングをずらしてクロスを供給。FW戸高弘貴のヘディングシュートは枠上に外れたが、直後に同点に追いつく。

 後半19分、町田は杉森がドリブルで仕掛け、相手を引き付けてPA内からマイナス気味に横パス。これを後方から走り込んだDF大谷尚輝が右足を振り抜き、ゴール左に突き刺した。杉森が攻撃に良いリズムをもたらし、積極的にゴールに迫る町田は、相性の良い金沢相手に逆転ゴールを狙いに行くが、1点が遠い。26分にDF酒井隆介、40分にMFロメロ・フランクを入れたが、試合はそのまま1-1で終了。町田と金沢は勝ち点1を分け合った。

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