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連勝千葉ルーキー杉山弾斗がプロ初先発、「高校なら入っていた」惜しいシュートも

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DF杉山弾斗(32)がプロ初先発した

[3.25 J2第6節 千葉2-0京都 フクアリ]

「弾斗はもっとできる。もっとプレーに参加していい。彼のところからもっとダメージを与えることができる。まだ若いが、それができると信じている」

 ジェフユナイテッド千葉フアン・エスナイデル監督が、試合後の会見で語ったDF杉山弾斗の評価だ。「そのままだと思います」。開幕6戦目でプロ初先発した杉山は、後半14分で交代となった。

 指揮官の厳しい言葉は、もちろん期待の表れだ。指揮官との“厳しいやり取り”は普段からあるようで、スタメンが分かった前日の練習後にも「いろいろ言いたいけど、言うと悪くなっちゃうから言わない」と言われたのだという。

 それだけに結果で応えたかった。前半29分には左サイドから強烈なシュートを放ったが、GK清水圭介の好セーブに防がれた。「入ったと思いました。高校なら入っていたと思う」。苦笑いを浮かべながら振り返るが、プロの厳しさを改めて肌で感じた。

 高木利弥の負傷欠場によって巡ってきたチャンス。好調だった先輩の代役だったという点も、杉山にとっては難しい状況だった。「次のチャンスはいつ来るか分からないけど、もっと何かをつかみ取れるようなプレーを見せていかないといけないと思いました」。ただ、地元の名門・市立船橋高から加入した期待の星は、プロとしての経験値を着実に積み上げている。

(取材・文 児玉幸洋)
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