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「勝つんだ。勝つしかない」“試練”のウクライナ戦へ、本田は勝利を切望

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ウクライナ戦へ必勝を誓ったFW本田圭佑

 勝利以外、頭にない。日本代表FW本田圭佑(パチューカ)は27日のウクライナ戦に向け、「次のウクライナ戦はチームとして結果にこだわる。その雰囲気をつくっていきたい」と必勝を誓った。

 1-1の引き分けに終わった23日のマリ戦(1-1)を踏まえ、「(ウクライナの)試合も見たけど、マリより強い相手であるのは明らか」と指摘。FIFAランキングで見ても、日本の55位、マリの67位に対し、ウクライナは35位という“格上”の相手になる。

「マリ戦と同じ戦いをしたら0-3でやられるような相手だという認識をもったうえで、でも“やらせないぞ”というのを見せないといけない。最低でも引き分け。ハッキリ言って勝たないといけないと思っている」

 ウクライナの英雄、アンドリー・シェフチェンコ監督率いる相手を「勝者のメンタリティーを持っているシェフチェンコが監督。どんな相手にも全力で来ると思う」と警戒する。だからこそ、絶対に勝つんだという強い意志と決意をチームに求めた。

「普通にいったら負ける相手かもしれないけど、勝つんだと。勝つしかない。引き分けではなく、勝ちしかないという気持ちをチームに浸透させたい。まずはそこから」

 チームをめぐる状況に危機感がないわけではない。それでも「マリ戦とは違う意味でのぶっつけ本番になる。“仮想ぶっつけ本番”ということは想定できる。W杯でもドタバタしている状況の中で戦わないといけないこともある。そこで立て直せるかどうかがメンタル的にも求められている」と、チームが立ち向かう試練の一つとしてポジティブに捉えている。

(取材・文 西山紘平)

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