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FIFAランク最下位206位のジブラルタル、FIFA加盟国として歴史的1勝

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ジブラルタルが歴史的1勝

 2016年5月に国際サッカー連盟(FIFA)加盟国となったFIFAランキング最下位のジブラルタル代表が歴史的勝利をおさめた。

 25日、本拠地ビクトリア競技場でラトビア代表と国際親善試合を行い、ジブラルタルが1-0で勝利した。FIFA登録後はこれが初勝利。欧州サッカー連盟(UEFA)加入後は2度目の勝利となったほか、ホームゲームでの初勝利となった。

 ジブラルタルはイベリア半島南東端に位置するイギリス領土の国で、人口は約3万人。2016年5月にFIFA加盟国として認められたが、この試合まで11試合で全敗。UEFAのみに加盟した状態だった2014年6月5日のマルタ戦(1-0)が唯一の勝利だった。

 終盤までラトビアの攻勢に耐え、スコアレスで迎えた後半43分にMFリアム・ウォーカーが蹴ったFKからゴールが生まれ、そのまま1-0で逃げ切った。FIFAランキング206位の最下位国が同131位のラトビアを破り、歴史的な1勝を挙げた。

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