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“ジャパニーズドリーム”を掴め!千葉新加入24歳DFゲリアが未経験の左SBで緊急出場デビュー

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千葉に新加入したDFゲリアが途中出場でデビューを飾った

[3.25 J2第6節 千葉2-0京都 フクアリ]

 23日に出場登録が完了したばかりのジェフユナイテッド千葉の新外国人DFゲリアが、25日の京都戦に途中出場して、Jリーグデビューを飾った。

 急きょ出番はやってきた。後半20分、DF鳥海晃司が右もも裏を痛めたための交代出場だった。3バックの一角を失ったチームは4バックに変更。ゲリアは左SBに入った。

 しかし右SBとCBでのプレー経験はこれまでもあったが、左SBに入るのは初だった。ただ「プレーしたことはなかったけど、求められることは右サイドバックと同じだと思う」と堂々話すと、「初めてのゲームで大事なことは出来たんじゃないかな」と屈託のない笑顔をみせた。

 ウガンダ系のオーストラリア人。オーストラリアの世代別代表を経験すると、16年にはA代表デビューも飾った。母国の名門であるメルボルン・ビクトリーで100試合を超える出場キャリアをひっさげ、初の国外移籍、J2千葉への挑戦を決断した。

 Jリーグのレベルの高さに惹かれての移籍でもある。過去にACLでJクラブとの対戦経験を持つが、その時に感じた日本チームの印象を「技術的に長けた国。頭もいい」と語る。実際、千葉に加入後の練習でも強く実感したといい、「自分が成長していける場所だと思っています」と思いを確信に変えている。

 24歳の伸び盛り。夢はオーストラリア代表への復帰だ。もちろん、それを視野に入れた移籍でもある。「ここで一試合、一試合自分の良い姿を見せていくこと。ジェフでチームメイトと協力して戦っていく、いいプレーをしていけばそれも見えてくると思う」。貪欲な姿勢も持つ24歳が、ジャパニーズドリームを掴む。


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