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コケ、“世界最高の選手”メッシの凄さを語る…「プレーを阻止しようとしても創造性で何とかされてしまう」

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MFコケがメッシの凄さを語る

 27日の国際親善試合、スペイン代表アトレティコ・マドリー本拠地ワンダ・メトロポリターノでのアルゼンチン戦に臨む。アトレティコに所属する同代表MFコケは、ワンダ・メトロポリターノでの代表戦に大きなモチベーションを感じている様子だ。

 スペイン『マルカ』とのインタビューに応じたコケ。スペイン代表通算出場数37試合と、アトレティコの選手としてはFWフェルナンド・トーレス(アトレティコ選手として42試合、全キャリアでは110試合出場)に次いで、歴代2位の出場記録を保持する同選手は、ワンダ・メトロポリターノでの代表戦について次のように述べた。

「スペインのユニフォームを着ることはいつだって誇り高く、自分のスタジアムでプレーするというのはとてもスペクタクルで、最高だ。アルゼンチンは偉大過ぎるライバルであり、本当に厳しい試合を強いるだろう。まず、彼らにはリオネル・メッシがいて、彼の周りの選手たちも素晴らしい」

 コケは、アトレティコの試合で幾度も対戦してきたメッシを手放しで称賛。「世界最高の選手」とも形容する。

「僕にとっては世界最高だ。ピッチで対戦するときには、彼にとって最高の日ではないことを祈るしかない。もし、そういう日であれば、彼のチームは相当に優位な立場となる」

「彼を止めるのは難しい。その動きをカバーをして、DF陣を助け続けなくてはならないし……、そして、彼にとって最高の日ではないことを願うしかない。彼がプレーを開始することを意識し、それを阻止する心構えをして……実際にそうしたとする。でも、彼はいきなり何かしらのプレーを発明してしまうんだよ。彼の創造性は凄まじい。なぜ、身体を投げ出さないのか? そんなことしても、止めるのはほぼ不可能だからだ」

「バルセロナでもアルゼンチンでも、メッシのチームは常に彼を探すことになる。彼はゴールやパス、またチームをプレーさせることで試合を決定づけてしまう。テレビで彼のことを見ていると、まるで急にギアを変えられるみたいだ……。自チームにメッシがいるならば、彼を探すことは当たり前だよ」

 1月には極度の不振に陥ったコケだが、現在は調子を取り戻しているようだ。

「調子はとても良いし、期待に満ちあふれている。自分のレベルを取り戻し、良いプレーを見せられているよ。1月に調子を落としたことは反省しなければいけない。でも、今はゴールをアシストしているし、自分自身でもいくつか点を決めている……。スペインでもゴールを決められたいいし、その意欲はあるよ」

 またアトレティコとスペイン代表の違いについても分析している。

「監督の指示通りに働いている。何かを要求されることに問題はないし、そうしたことが僕をより逞しくする。自分が実践するプレーは代表とアトレティで違ってくる。アトレティではもっと縦に速い、よりダイレクトなプレーをするけど、ここ(スペイン代表)ではすべてのプレーがボールを介したポゼッションスタイルだ」

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