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マリ戦で右膝負傷の宇賀神「すごく悔しい」 帰国後に検査へ

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練習冒頭の円陣で監督の言葉を聞くDF宇賀神友弥

 23日のマリ戦(1-1)で右膝を負傷し、別メニュー調整が続いている日本代表DF宇賀神友弥(浦和)が取材陣に対応し、現状を説明した。

「どのシーンかは覚えていないけど、接触したときに痛めた。違和感があるので、(日本に)帰ってから検査をします」。30歳の誕生日にA代表デビューを果たしたマリ戦では前半19分のプレーで警告を受け、同44分にはPKを与えてしまった。しかも負傷し、その後は別調整を続けている。

「試合で失った自信や失ったものを取り戻せるのは試合しかないと思うけど、そのチャンスもなく、アピールすることもできない。ここは練習するだけでも自分の成長につながる場であり、その空気を感じるだけでも重要なのに、それもできない。すごく悔しい」

 意気消沈ぶりが言葉の端々に浮かぶ。しかしその中でも、マリ戦後のチームの練習を見ながら感じているのが、日本は27日のウクライナ戦で修正した姿を見せられるのではないかということだ。

「マリ戦で(ハリルホジッチ監督は)『ロングボールを放り込め』という指示になってしまったけど、あれはあの展開だったからだと思う。監督がやりたいのは、ワイドに幅を使いながら、そこから押し込んで、日本人の特徴であるコンビネーションや勤勉さを出していこうということだと思う。次の試合ではその狙いを見せていけるのではないか。守備でももう少しハメていけると思う」。チームを信じ、仲間に勝利を託した。

(取材・文 矢内由美子)

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