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危機感も「ネガティブに捉える必要はない」と久保、大事なのは“本番”での“結果”と強調

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日本代表FW久保裕也

 今も、もちろん大事だ。しかし、何よりも大事なのは約2か月半後に迎える本番だ。日本代表FW久保裕也の視線は、そこに向けられている。

 23日に行われたマリ戦では、右ウイングの位置で先発出場。前半9分、同11分、同12分と立て続けにシュートを放ってゴールを脅かすだけでなく、チャンスメイクをこなすなど攻撃を活性化させたが、得点に絡むことなく後半25分にピッチを後にした。クラブでは4試合ノーゴールでレギュラーシーズンを終え、この日も得点は生まれなかったものの、「決まるときには決まる」と決して下を向くことはない。

 1-1のドローでマリ戦を終えたチームには危機感が募っているが、「別にそんなにネガティブに捉える必要はない」と語る。その理由は、「W杯が本番だと思うので、そこで結果が出るか出ないかだと思う」から。あくまでもW杯本大会が“本番”であり、そこで“結果”を残すことが重要だと強調した。

 翌日に対戦するウクライナは「(バヒド・ハリルホジッチ)監督もマリ以上のチームだと言っていた」ように、マリよりも格上だと見られている。しかし、「結構ボールサイドに寄る話なので、サイドチェンジを使えば裏も空いてくるので、そこを突けたらいい」と攻撃のイメージを膨らませ、ピッチに立った際にはチームと自身に勢いをもたらすゴールを狙う。

(取材・文 折戸岳彦)

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