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ウクライナの10番に刺激受けた宇佐美「シャルケの選手が…」

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FW原口元気との交代でピッチに入ったFW宇佐美貴史

[3.27 キリンチャレンジ杯 日本1-2ウクライナ リエージュ]

 あまりにも時間が限られていた。日本代表FW宇佐美貴史(デュッセルドルフ)は後半42分からクラブでもチームメイトのFW原口元気に代わって左サイドに入る。後半アディショナルタイムを含めても8分間のプレー。中央に絞りながら左サイドのスペースを空けてチャンスをうかがったが、得点には結びつかなかった。

 先発した23日のマリ戦(1-1)を含め、1分1敗で終えたベルギー遠征。チームとしても低調なパフォーマンスに終始し、「結果的に苦しい状況になっている。満足できる内容ではない2試合になってしまった」と声を落とした。

 昨年6月以来の代表復帰。W杯メンバー入りへ個人のアピールも重要だったが、目に見える結果を残すことはできなかった。ただ、収穫もあった。対戦相手から受けた刺激だ。後半24分の2失点目。ウクライナはMFイェブヘン・コノプリャンカ(シャルケ)が左サイドのタッチライン際をドリブルで突破し、DF酒井高徳、MF山口蛍を振り切ってゴールライン際までえぐった。

 その折り返しから生まれた勝ち越しゴール。「2失点目はシャルケの選手(コノプリャンカ)がハーフウェーライン近いところから2人をちぎってチャンスをつくった。チームとしての決まり事がある中でも個ではがす選手の重要性を感じた」。今季のブンデスリーガでも22試合に出場し、2得点を決めているウクライナの10番のプレーは、自分が代表で存在価値を示していくためのヒントにもなった。

「いいものが見れたし、相手からも盗めるものはある。今回の2試合から切り替えて、自分の所属チームでやっていくしかない。ギアを上げて、結果を出して、W杯メンバーに食い込んでいきたい」。試合前日の26日には第2子(次女)の桜ちゃんが誕生。ゴールと勝利をプレゼントすることはできなかったが、新たに増えた家族のためにもクラブでゴールを量産し、ロシアへの道を切り開いていく。

(取材・文 西山紘平)

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