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世界王者ドイツのクロース、W杯に向けて警鐘を鳴らす「僕たちは評価されるほど良くない」

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トニ・クロースがW杯に向けて警鐘を鳴らす

 ドイツ代表は27日に行われた国際親善試合でブラジル代表に0-1で敗れた。MFトニ・クロースは試合後、「僕たちは評価されるほど良くない」と言い切った。

 前回のW杯の準決勝では7-1という結果でブラジルを粉砕したドイツだが、この日は37分にFWガブリエル・ジェズスにゴールを奪われ、ヨアヒム・レーブ監督の無敗記録は「22」でストップ。そんな中、フル出場を果たし、終盤にはキャプテンマークも巻いたクロースは危機感を覚えたようだ。

 ドイツ『ZDF』で、クロースは敗戦を次のように振り返った。

「チームとしてはネガティブな要素が明らかに目立ってしまった。僕たちは評価されるほど良くない。簡単にかわされ過ぎた。すべてにおいて明らかに少な過ぎた。何度もテクニカルミスや競り合いに負けてボールを奪われた」

 FWトーマス・ミュラーやMFメスト・エジルが欠場となった一方で、MFレロイ・サネやMFレオン・ゴレツカらが先発出場するなど、数人にアピールチャンスが与えられた。

「もちろんたくさんの入れ替わりがあったし、難しくなるところもある。でも、みんなそれぞれベストを尽くすことに責任を感じなければいけないね。今日の試合では何人かの選手たちにチャンスが与えられたが、彼らはそれをものにしなかった。僕はみんなにもっと期待していたよ。改善の余地がたくさん残っている」

「僕たちはロシアW杯に臨むチームの中で絶対的な優勝候補ではない。そのような評価は以前もナンセンスだったし、今もナンセンス。だが、これでこう考える人たちも増えたかもしれない」

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