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誤審疑惑も首位攻防戦は広島に軍配!城福監督「僕はジャッジを語れる立場じゃない」

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広島が首位攻防戦を制した

[3.31 J1第5節 川崎F0-1広島 等々力]

 “城福サンフレッチェ”が止まらない。サンフレッチェ広島が昨年の王者川崎Fを撃破し、首位に浮上。城福浩監督を迎えた新体制で開幕無敗を守り、指揮官は「選手は最後まで組織を崩さずによく守り、よく走りました」と満足感を示した。

 前線から連動してプレッシャーをかけ、全員が豊富な運動量でコンパクトに守り、川崎Fの厚みのある攻撃を跳ね返した。「(運動)量が多ければいいわけじゃない。追い求めるサッカーは攻守に走力が必要」。ボランチのMF青山敏弘、MF稲垣祥を筆頭にハードワークを惜しまず、チームの合計走行距離は112.346km。川崎Fの105.75kmを上回り、「練習でよく耐えていると思うし、その成果が出た」と選手たちの奮闘を称えた。

 誤審疑惑に焦点が集まる結果となった首位攻防戦。それでも、城福監督は「ジャッジは流れの中で下さなきゃいけないし、僕もいろんな思いをしてきた。レフリーのジャッジがどうだったのか、僕は語れる立場じゃない」と前置きしたうえで、「ただ、我々は勝ち点3を持ち帰るのにふさわしい試合をした」と語気を強めて言い切った。

(取材・文 佐藤亜希子)

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