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バルベルデ、劇的同点弾決めたメッシを称賛「ボールに触れる度に決定的なプレー見せる」

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メッシを称えるエルネスト・バルベルデ監督

 3月31日のリーガ・エスパニョーラ第30節、バルセロナは敵地サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦を2-2のドローで終えた。エルネスト・バルベルデ監督は試合後、終了間際に同点弾を決めたFWリオネル・メッシに称賛の言葉を送っている。

 セビージャに2点リードを許すなど厳しい試合を強いられたバルセロナ。バルベルデ監督は後半途中からハムストリングに問題を抱えていたメッシを出場させたが、88分にFWルイス・スアレス、そして89分にそのメッシがゴールを決めて、土壇場で同点に追いつくことに成功した。

 バルベルデ監督は試合後、メッシの起用が自身のゲームプランに組み込まれていたことを明かしている。スペイン『ムンド・デポルティボ』が同指揮官のコメントを伝えた。

「自チームにメッシがいるにもかかわらず、プレーしていない。それはまちがいなく重大なことだ。彼はボールに触れる度に決定的なプレーを見せる選手なのだから。いずれにしても、今日は後半から彼を起用する予定だった」

「メッシはコンディションに問題を抱え、2週間にわたってプレーしていなかった。だからプレーリズムを取り戻すためにも出場する必要があった」

 試合については、次のように振り返っている。

「すべてが内包された試合だったね。前半は均衡していた。相手のカウンターは危険だったが、私たちもルイス・スアレス、ピケがチャンスを得た。そして後半、私たちは3失点目を喫する可能性がありながら危険を冒した。セビージャの速攻は厄介だったが、執着をベースに彼らを押し込んでいったんだ。失点の可能性がありながら、結局は同点に追いついた」

「私たちは多くのチャンスを許すチームではない。だが早い段階で0-2とされたことで、前に出ることになった。何が起こったか、これから分析しなくては」

 バルセロナは今季リーガで無敗を貫いたまま、首位を快走している。

「リーガを手中に収めているとは考えていない。私たちは最後まで戦い抜くよ。今日のチームは、両サイドバックを極めて高く設定してゴールを目指した。そうしてゴールを祝うことができたんだ。チームのスピリットを誇示したね」

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