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“2つの約束”でプレー制限も…メッシはメッシだった

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バルセロナFWリオネル・メッシ

 2点のビハインドを背負っていた。そして、背番号10に与えられた時間は32分間だった。さらに負傷の影響があってプレーを制限されながらも、バルセロナFWリオネル・メッシはチームに勝ち点をもたらす決定的な仕事をやってのけた。

 3月31日に行われたリーガ・エスパニョーラ第30節セビージャ戦。ラモン・サンチェス・ビスファンに乗り込んだバルセロナだったが、インターナショナルウィーク中にアルゼンチン代表に招集されながらも、イタリア戦とスペイン戦を欠場したメッシはベンチスタートに。すると、前半36分に先制点を献上したチームは、さらに後半立ち上がりの5分に追加点を奪われてリードを2点差に広げられてしまった。

 ここで、バルセロナベンチが動いた。後半13分、FWウスマン・デンベレに代わってメッシがピッチへと送り込まれる。だが、スペイン『アス』によると、メッシはウォーミングアップ中も負傷を抱える右太ももを気にする素振りを見せていたようで、決して万全な状態ではない。さらに、“2つの約束”が交わされてピッチへと送り込まれていたことが伝えられた。

 それは、「長距離のスプリント」と「急激なプレースピードの変化」を避けることだった。しかし、プレーを制限されたメッシだったが、ピッチに立つと巧みなポジショニングでボールを呼び込み、鋭いパスを散らして攻撃にリズムを生み出すなど、一気に試合の流れを変えてみせる。

 勢いがもたらされたチームは後半43分、CKをFWパコ・アルカセルがすらすと、ファーサイドで反応したFWルイス・スアレスが豪快なボレーで突き刺して1点差に詰め寄る。そして、後半44分にはMFデニス・スアレスのマイナスの折り返しに走り込んだメッシがPA外から左足シュートを放つと、ボールはGKセルヒオ・リコに触れられながらもネットを揺らし、土壇場で2-2の同点に追い付いた。

「80%の状態」であり、プレーを制限されながらもエースとしての役割を果たして勝ち点1をもたらしたメッシ。4日にはUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝第1戦ローマ戦が行われるが、よりコンディションを上げた状態でホームでの一戦を迎えることになるだろう。

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