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2部首位デュッセルドルフ、10人の相手を崩せず敗戦…原口&宇佐美はそろって先発

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鋭いドリブルで攻撃を牽引したデュッセルドルフFW原口元気

[4.2 ブンデス2部第28節 ダルムシュタット1-0デュッセルドルフ]

 ブンデスリーガ2部は2日、第28節を行い、FW原口元気とFW宇佐美貴史所属のデュッセルドルフは敵地でダルムシュタットと対戦した。1人少ない相手を最後まで崩せずに0-1で敗戦。日本人選手2人は両ウイングで先発出場した。

 インターナショナルマッチウィークのため試合が2週間にわたって行われておらず、これが再開後初めての公式戦。マリ代表戦、ウクライナ代表戦を行った日本代表のベルギー遠征に参加していた原口、宇佐美は変わらずスタメンに名を連ねた。

 試合は首位のデュッセルドルフが優勢を保った。前半12分、相手CKのカウンターから原口がボールを拾おうとし、マークについて相手DFがクリアを試みたが、ボールは右サイドを飛び出そうとした宇佐美へ。追いかけたDFファビアン・ホランドが宇佐美を倒し、イエローカードが提示された。

 だが、先にスコアを動かしたのはダルムシュタットだった。前半38分、右サイドを突破したホランドの折り返しにFWチ・ドンウォンが反応。シュートのこぼれ球をMFトビアス・ケンペがダイレクトで押し込み、貴重な先制点が入った。

 それでも前半終了間際、ダルムシュタットにアクシデントが起こる。PA内でホランドがハンド疑惑を起こした直後の後半43分、右サイドをデュッセルドルフDFユリアン・シャウエルテが突破すると、抜かれかかったホランドがたまらずファウル。この日2枚目のイエローカードが提示され、前半のうちに10人で戦うことを強いられた。

 デュッセルドルフは1点ビハインドで迎えた後半1分、右サイドからのアーリークロスをPA際で受けた原口が前を向いて左足シュート。鋭い弾道でゴール右隅を狙ったが、ポストに阻まれた。さらに同24分、FWマルセル・ゾボトカもPA内からシュートを放つも、今度は左のゴールポストに嫌われた。

 後半29分、宇佐美はMFエミル・クヨビッチとの交代でピッチを後に。原口はその後も個人技で相手守備陣に脅威を与えるが、シュートの精度を欠いてゴールには至らない。アディショナルタイムは3分、ダルムシュタットは2人の交代カードを使って時間を消費する。そのまま試合は終了し、デュッセルドルフは3連勝がストップ。首位はキープした。

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