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10人の相手から得点奪えず敗戦…自分を責め続ける原口元気「間違いなく今日の敗因は俺」

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原口元気は試合後、反省の弁ばかり口をついた

 デュッセルドルフに所属する日本代表FW原口元気は、地元紙『WZ』から高く評価されたものの、「今日の敗因は俺だと思う」と自分を責めた。

 2日、デュッセルドルフはブンデスリーガ第28節ダルムシュタットと対戦。原口はFW宇佐美貴史と共に先発出場した。試合は前半38分に先制点を許し、前半43分にダルムシュタットに退場者が出て数的優位に立ったが、原口のシュートがポストを叩くなど、1人少ない相手から得点を奪えなかった。

 チームは0-1で敗れたが、個人技で相手の守備を切り崩そうとするなど奮闘した原口に対し、地元紙は「ハーフタイムに入るまで彼は最高の選手の一人だった。後半早々のシュートはゴールに値していた。常に動き、前へと走り出していた」と高く評価していた。

 しかし、原口は納得していない。「相手は(1人少なくなって)やることは一つだったのでわかりやすく、チーム全体としても粘ってやれていたと思います。唯一、敗因をあげるとしたら、完全に俺じゃないかな。たくさんシュートチャンスがあって、そこをこじ開けられる選手がいたら勝てたと思う。その役割を任されているのに決めきれなかった。そこが間違いなく今日の敗因」と唇をかんだ。

「ブンデス1部だったら絶対にこんなにチャンスはない。あと5cm内側だったら入っているわけで、運がなかったと言われればそれまでだけど…」。反省の弁ばかり口をつく原口。「『何のためにここに来たんだ?』って試合が終わって思いました」と、最後まで自分を責め続けた。

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