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GS敗退の川崎F、またも大会初勝利ならず…知念強烈ヘッドで意地の同点弾

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[4.4 ACLグループF第5節 川崎F1-1上海上港 上港]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は4日、グループリーグ第5節2日目を各地で行い、川崎フロンターレは敵地で上海上港と対戦し、1-1で引き分けた。後半23分にFWエウケソンに先制点を許したが、後半29分にFW知念慶が同点ゴール。キックオフ前にグループステージ敗退が決定した最下位川崎Fはまたも大会初勝利を逃し、グループ最下位が確定した。

 川崎Fは3月31日のJ1第5節広島戦(0-1)から先発7人を入れ替え、DF武岡優斗、MF田坂祐介が今季公式戦初先発。序盤からボールを保持してペースを握り、FW大久保嘉人やMF田坂祐介が思い切りの良いミドルシュートで相手ゴールを脅かしたが、GKイエン・ジュンリンのセーブに阻まれた。

 流れをつかんでいた川崎Fだったが、前半21分、エリア内でMFオスカルのパスを受けたMFオディル・アフメドフを大久保とDF車屋紳太郎が挟んで倒し、PKを献上してしまう。絶体絶命のピンチだったが、キッカーのFWフッキが左足で狙ったシュートはクロスバーを大きく越え、まさかのPK失敗。難を逃れた川崎Fは0-0で前半を折り返した。

 後半13分には上海上港にカウンターから攻め込まれ、フッキがチャンスを迎えたが、DF奈良竜樹が粘り強く対応。それでも後半23分、オスカルの縦パスを受けたフッキがPA内左を縦に仕掛け、マイナスのクロス。走り込んだエウケソンに右足で押し込まれ、先制を許してしまった。

 1点を追う川崎Fも押し返し、後半29分、左サイドからMF森谷賢太郎が狙い澄ましたクロスを蹴り込むと、知念が強烈ヘッドで叩き込み、試合を振り出しに戻した。知念は大会2得点目。後半41分には知念に代えてFW赤崎秀平がピッチに入り、赤崎は移籍後初出場となった。そのままスコアは動かず、試合は1-1の引き分けに終わった。

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