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13年ぶり5試合連続無失点のインテル、伊紙が守備陣に注目「ナガトモがトルコに行った今…」

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インテルに7年在籍したDF長友佑都

 セリエAで約13年ぶりとなる5試合連続無失点を記録したインテル守備陣について、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が5日、見解を示した。

 インテルは今シーズン、開幕直後から無敗の快進撃を続けたものの、12月中旬からスランプに突入。約2か月間、勝利から遠のいた。しかし直近の7試合では4勝1敗2分と好調を維持し、2005年夏以来となる5試合連続無失点を記録した。

 守護神にはGKサミル・ハンダノビッチが君臨。センターバックでは、23歳のスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルおよび33歳のブラジル人DFミランダがシーズン序盤からコンビを組み、互いを補いつつ好成績を残している。

 一方サイドバックでは、今冬大きな変化が見られた。前半戦は、当初先発の座を託されるはずだった選手の故障もあり、日本代表DF長友佑都を含め全員に出場チャンスが与えられた。だが、現在は右サイドでは急成長を遂げた23歳のポルトガル代表DFジョアン・カンセロ、左サイドでは右からコンバートされたDFダニーロ・ダンブロージオが地位を確固たるものにしている。

『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、「ナガトモはトルコへ行き、(ダビデ)サントンとダウベルト(エンリケ)はベンチに固定の今、カンセロとダンブロージオにライバルはいない」と現状を綴っている。

 しかし、来シーズンに向けて不安材料も。バレンシアから期限付きで加入しているカンセロの買い取りには、5月中に3500万ユーロ(約46億円)の移籍金を用意しなければならず、財政に余裕のないインテルにとって大きな負担となる。それでも、ラツィオのDFステファン・デ・フライおよびユベントスDFクワドォー・アサモアはフリーで加入することが見込まれており、チャンピオンズリーグ出場を想定した場合でも充実した戦力の確保に成功しているとみられている。

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