アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が、ヨーロッパリーグ(EL)のCSKAモスクワ戦で大きな存在感を放ったメスト・エジルを絶賛している。

　現地時間の5日に行われたEL準々決勝でアーセナルは、FWアレクサンドル・ラカゼットとMFアーロン・ラムジーがそれぞれ2ゴールを決め、ホームでCSKAモスクワに4-1で快勝。準決勝進出へ大きく前進した。しかし、この二人以上に存在感を発揮していたのが2アシストを記録したMFメスト・エジルだった。

　1-1で迎えた22分にエリア内でPKを獲得し、勝ち越しゴールに結びつけると、28分と35分には絶妙のパスからゴールをお膳立て。ドイツ代表MFが圧倒的な存在感を放った。

　ベンゲル監督は、的確なポジショニングと効果的なパスで攻撃の起点となったドイツ代表の司令塔を絶賛した。

「エジルがピッチ上で幸せなら、そのプレーを見ている人も幸せなんだ。今日の彼のパフォーマンスは、フットボールを愛する誰もが見たいと望んでいるものだったね」

　エジルの活躍で準決勝進出を大きく手繰り寄せたアーセナルは、12日にCSKAモスクワ・スタジアムでセカンドレグを戦う。

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