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マージーサイド・ダービーはスコアレスドロー…過密日程リバプールは5人変更でエバートンに勝てず

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マージーサイド・ダービーはスコアレスドロー

[4.7 プレミアリーグ第33節 エバートン0-0リバプール]

 プレミアリーグ第33節が7日に行われた。グディソン・パークではエバートンリバプールによるマージーサイド・ダービーが行われたが、0-0で引き分けに終わった・

 エバートンは3月31日の前節マンチェスター・シティ戦(1-3)から1人を入れ替え、FWドミニク・カルバート・ルーウィンに代わってMFトム・デイビスを先発起用した。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)シティ戦から中2日でこの試合を迎えた対するリバプールは、5人を変更。DFナサニエル・クライン、FWダニー・イングス、FWドミニク・ソランケらが先発入りし、シティ戦で負傷交代したFWモハメド・サラーは欠場している。

 試合は互いの守護神が好セーブを披露し、試合を締めた。前半16分、リバプールは右サイドからクラインがクロスを供給。PA内にこぼれたボールに反応したソランケがシュートを放つが、至近距離でGKジョーダン・ピックフォードが止めた。

 エバートンは前半22分、PA右手前からMFヤニック・ボラシーが横にボールを動かし、素早く右足を振り抜く。ゴール右隅に飛んだシュートはGKロリス・カリウスの横っ飛びセーブに阻まれた。30分には、リバプールのMFジェームズ・ミルナーがPA左からクロスを入れると見せかけて右足シュートを放ったが、これもGKピックフォードに防がれた。

 ダービー・マッチらしく球際で厳しく、スコアが動かない状況が続く。そこでエバートンベンチが動く。後半12分、FWウェイン・ルーニーを下げてMFイドリッサ・ゲイェ、16分にはボラシーを下げてカルバート・ルーウィンを入れた。リバプールも23分、ミルナーを下げて、CLシティ戦で圧巻のミドルシュートを決めたMFアレックス・オクスレイド・チェンバレンを投入。29分には、MFサディオ・マネに代えてFWロベルト・フィルミーノを送り込んだ。

 エバートンは後半32分、左サイド深くのスペースに抜け出したDFレイトン・ベインズがGKとDFの間に鋭いクロスを入れるが、中央に飛び込んだFWジェンク・トスンは合わせることができず。終盤はエバートンが押し込む展開となり、42分にはFWセオ・ウォルコットが右サイド深くからクロスを供給。トスンが頭で折り返し、あとは合わせるだけだったが、DFシェイマス・コールマンはわずかに届かなかった。

 直後にもエバートンがチャンスを作ったが決め切れず、試合はそのままスコアレス。12月10日にアンフィールドで行われた第16節(1-1)に続いて、引き分けに終わった。リバプールは10日のCLシティ戦に弾みをつけることはできなかった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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