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“岡山らしく”齊藤PK弾で完封勝ち、首位をキープ…新潟は公式戦3連敗に

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[4.8 J2第8節 新潟0-1岡山 デンカS]

  J2リーグは8日、第8節を行った。デンカビッグスワンスタジアムではアルビレックス新潟ファジアーノ岡山が対戦し、1-0で岡山が勝利した。

 前節・愛媛戦で今季初黒星を喫した岡山は、FW仲間隼斗を中心に攻撃を仕掛けた。前半14分、FW伊藤大介がドリブルでボールを運び、右サイドに展開。MF椋原健太のグラウンダーのクロスをニアで仲間が合わせたが、枠を外れる。17分には、仲間が浮き球パスをPA左へ送り、FW齊藤和樹が体を投げ出してヘディングシュートを放ったが、これもゴール左に外れた。

 一方の新潟は前半、なかなかPA内に入ることができず、攻撃のリズムを掴めずにいた。前半26分にMF磯村亮太、31分にMF加藤大がPA手前からシュートを放つが、枠を捉えることができず、前半はスコアレスに終わった。

 後半も試合の主導権を握ったのは岡山だった。9分、右サイドからドリブルで仕掛けた仲間が2度の切り替えしで相手をかわし、角度のないところから右足を振り抜くが、決めきれず。なかなかボールを触ることができない新潟は、17分に流れを変えるべくFW河田篤秀を下げてMF小川佳純を投入した。

 だが、流れは変わらない。岡山は後半25分、伊藤が磯村に倒されてPKを獲得。キッカーの齊藤が冷静にゴール右隅に流し込み、先制に成功した。反撃に出たい新潟は後半28分、加藤を下げてFW田中達也、36分にはMF坂井大将をFWターレスに代え、交代カードを使い切った。

 新潟は後半43分、FKのこぼれ球からターレスが左足ボレーを放つが、FW赤嶺真吾に当たって威力が弱まり、GK一森純にキャッチされてしまう。終盤には前線に放り込み、パワープレーに出たが最後までゴールネットを揺らすことができなかった。試合はそのまま1-0でタイムアップ。岡山が完封勝ちをおさめた。一方の新潟は公式戦3連敗を喫した。

 試合後のヒーローインタビューで齊藤は、「チームがしっかり守れていたので、絶対に(PKを)決めようと思っていた。最後は押し込まれたが、集中していた。ゼロに抑えられたことが岡山らしかった」と安堵した表情をみせた。

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