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「監督は見ていてくれた」スタメン奪取の元筑波大ルーキー北川柊斗、度肝抜くプロ初ゴール

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プロ初ゴールを決めた山形MF北川柊斗

[4.8 J2第8節 愛媛0-2山形 ニンスタ]

 久々のスタメン起用で一発回答してみせた。モンテディオ山形のルーキーMF北川柊斗はJ2第8節・愛媛戦の前半5分、PA外からゴール右隅に叩き込む鮮やかなミドルシュートでプロ初得点を記録。結果的にこれが決勝点となり、試合後には「素直に嬉しいです」と喜んだ。

 今季、筑波大から加入した北川は3月11日の第3節アウェー熊本戦(2-1)でプロデビュー。先発出場して今季初勝利に貢献したが、その後は4試合連続で欠場し、チームも4戦未勝利(2分2敗)と苦しい戦いが続いていた。

「(チームが勝てない時期が続き)自分もなかなか試合に絡めない状況が続いていたんですけど、ブレずにやり続けてチームのためにと思って練習してたのを多分(木山)監督も見ていてくれたので、その恩返しというか、結果につながって良かったです」

 直近のトレーニングマッチとなった1日の仙台大戦(4-0)ではチーム最多の2得点をマーク。大きくアピールに成功し、プロデビュー戦以来5試合ぶりに先発の座をつかむと、いきなり起用に応えた。

 前半5分、PA内左でキープしたFW阪野豊史に近づき、フリーでパスを受けた北川。PA手前左からダイレクトで放った右足のミドルシュートが一直線に右のサイドネットに突き刺さり、プロ初ゴールを記録した。

 後半40分にFW中山仁斗の追加点で2-0と突き放した山形は、5試合ぶりの白星で今季2勝目。ただ、チームも北川自身もここで満足するつもりはない。「初ゴールは嬉しいんですけど、まだまだチームの状況は苦しい」。勝利のヒーローとなった大卒ルーキーは「この勢いのまま連続ゴールを目指して、チームも連勝できるように頑張りたいと思います」と、さらなる活躍を誓っている。

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