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シメオネ「レアル・マドリーが世界最高かは分からないが…」

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ディエゴ・シメオネ監督

 8日のリーガ・エスパニョーラ第31節、アトレティコ・マドリーは敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、このダービーを首位バルセロナと勝ち点差を縮めるための試合であることを強調している。

「私にとって今回のダービーはどんなものか?私たちの頭にあるのは、自分たちが求めていることにほかならない。おそらく、私は非常に情熱的な人間で、期待にあふれ過ぎている。だが、人生は自分が望むものとすべきだ。バルセロナに近づく以外のことは考えていないよ」

 また、タイトルが懸かっていない「カフェイン抜きのダービー」であるとの指摘には、次のように返答した。

「プレーしていたときには、首位、または8位や9位に位置していたこともあった。しかしダービーはいつも熱狂的なものであり、選手たちもファンも普段とは異なる姿勢で試合に臨む。それ以外の形のダービーなど、想像もできない」

 また、レアルについては「世界最高の陣容」を擁しているとの見解を述べている。

「私たちはコレクティブな仕事と努力をベースとしたパフォーマンスを見せる。マドリーについては、彼らが世界最高なのかは分からない。しかし、その陣容は世界最高だ。彼らは凄まじい陣容を築き上げ、それはPSG、シティ、バルサをも上回っている」

「マドリーが起用するメンバーについては、紙となって手にするまで待たなければならない。しかし、私たちが選ぶべき道はすでに明確だ」

 チャンピオンズリーグ・ユベントス戦に臨んだレアル・マドリーが中4日でこのダービーを迎えるのに対し、ヨーロッパリーグのスポルティング・リスボン戦をこなしたアトレティコは中2日での試合となる。

「言い訳など存在しない。これまでしたことなどなかったし、今だって同じだ。言い訳はない」

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