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「家から出るのも怖い…」心情吐露したA・ゴメス、支持の姿勢示すバルサファンに感謝

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バルセロナMFアンドレ・ゴメスがファンに感謝

 バルセロナMFアンドレ・ゴメスを取り巻く状況が、大きく変化した。

 A・ゴメスは2016年夏にバレンシアからバルセロナに移籍。レアル・マドリーからの興味を持たれていた状況で、言葉通り鳴り物入りの加入だった。しかしながら期待されていたような活躍を見せられず、同クラブの本拠地カンプ・ノウではブーイングすら浴びせられてきた。

 そのような状況でスペイン『パネンカ』とのインタビューに応じたA・ゴメスは、「正しい言葉ではないかもしれないけど、ちょっとした地獄に変わってしまった」「家から出たくないということも何度となくあった」と、苦しい胸の内を明かし、これがスペイン中の話題に。それからカンプ・ノウのバルセロナファンは、A・ゴメスへのブーインを止めて拍手を送るようになり、本来の力を発揮できる土壌をつくるよう尽くしている。

 A・ゴメスは7日のリーガ・エスパニョーラ第31節、カンプ・ノウでのレガネス戦(3-1)でフル出場を果たしたが、この試合でもファンのあたたかな対応は変わらなかった。試合後、ポルトガル人MFはファンに対して感謝を述べている。スペイン『オンダ・セロ』がコメントを伝えた。

「愛情を示してくれるファンにありがとうと言いたい。彼らの期待に応えられるように、チームの力になっていければと思う」

「あのインタビュー?重圧を感じていたのではなく、自分自身に落胆していたんだ。力になれるはずだったのにそうできず、自分への失望から外に出るのがこわかった。チームメートはいつも僕を支えてくれたし、その振る舞いは10点満点としか言いようがない」

 今季限りでのバルセロナ退団も噂されているA・ゴメスだが、選手本人は同クラブで続ける意欲を示している。

「世界最高のチームメート、ファンと一緒に楽しんでいけたらいいと思う。希望はバルサでプレーし続けることだ。それが子供の頃から夢だったんだから」

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