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両チームのエースがゴールで共演…マドリード・ダービーは痛み分け

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マドリード・ダービーはドロー決着

[4.8 リーガ・エスパニョーラ第31節 R・マドリー1-1A・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラ第31節3日目が8日に開催され、レアル・マドリーアトレティコ・マドリーによる「マドリード・ダービー」が行われた。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半8分にFWクリスティアーノ・ロナウドの得点でレアルが先制するが、同12分にFWアントワーヌ・グリーズマンのゴールでアトレティコが追い付き、1-1の引き分けに終わった。

 序盤からボールを保持して試合を進めるレアルが前半9分にゴールを脅かす。MFトニ・クロースが蹴り出したCKをFWガレス・ベイルがすらすと、ファーサイドのC・ロナウドが反応するが、体で押し込もうとしたボールはGKヤン・オブラクの手中に収まった。さらに同20分にはC・ロナウドがPA外から強烈な左足シュートを枠内に飛ばしたものの、オブラクに弾き出されてしまった。

 前半29分には守備に回る時間が長くなったアトレティコがゴールに迫るが、MFコケのワンタッチでのスルーパスからPA内に走り込んだFWジエゴ・コスタの右足シュートはGKケイラー・ナバスに左手1本でストップされてしまった。その後も攻勢を掛けるレアルは同42分、ベイルの落としを受けたDFマルセロがPA外から右足で狙うも、シュートはクロスバーを叩いてネットを揺らすには至らなかった。

 0-0のまま後半を迎えると、後半8分にレアルのエースがアトレティコゴールをこじ開ける。左サイドをドリブルで持ち上がったベイルがゴール前を確認してクロスを送ると、ファーサイドで待ち構えるC・ロナウドが右足ダイレクトボレーで叩き込み、スコアを1-0とした。

 しかし後半12分、グリエーズマンのパスからゴール前に走り込んだMFビトーロの折り返しはK・ナバスに触れられたものの、こぼれ球をグリエーズマンが蹴り込み、アトレティコがすぐさま試合を振り出しに戻す。さらに同14分には右サイドからビトーロが送ったグラウンダーのクロスの流れからPA内のMFコケが決定的なシュートを放つも、好反応を見せたK・ナバスに阻まれて勝ち越しゴールとはならなかった。

 すると後半19分にレアルベンチが動き、C・ロナウドに代えてFWカリム・ベンゼマを投入。さらに同27分にはMFマルコ・アセンシオに代わってMFイスコ、MFマテオ・コバチッチに代わってMFルカ・モドリッチがピッチへと送り込まれた。その後も両チームともにゴールに迫るが、同アディショナルタイムにDFセルヒオ・ラモスが放った直接FKがオブラクに阻まれるなど、最後まで勝ち越しゴールは生まれず。1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

●リーガ・エスパニョーラ2017-18特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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