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「怒っていない」モウリーニョ、試合前のペップの“失敗”スルー「揶揄することもあるだろう」

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MFポール・ポグバがダービーで2発

 マンチェスター・ユナイテッドは7日に行われたダービーに3-2で勝利し、マンチェスター・シティのプレミア史上最速優勝を阻んだ。ジョゼ・モウリーニョ監督は試合前にジョゼップ・グアルディオラがMFポール・ポグバについて語ったことを「失敗」だったと指摘した。『ESPN』が伝えている。

 “マンチェスター・ダービー”の前日会見で、ペップは今冬の移籍市場の舞台裏を暴露。1月に辣腕代理人ミノ・ライオラ氏からポグバを獲得しないかとオファーがあったことを打ち明けた。これは3月末、ライオラ氏がFWズラタン・イブラヒモビッチのバルセロナ時代の処遇を巡ってペップを「臆病者の負け犬」と批判したことへの“報復”だった。

 ペップが試合の24時間前にポグバについて語ったことは賢明だったかのか。会見でそう聞かれたモウリーニョ監督は「私もよく失敗をする」と返答。「何も問題はない。そのことについて考えることもない」と取り合わず、自身とペップとの関係には問題がないことを強調した。

「ペップとミノの関係が良くないことはみんな知っている。だからお互いに少し揶揄することもあるだろう。だが私は気にしていないし、怒ってもいない。ポールとはそのことについて話したこともない」

 そのポグバはシティの優勝がかかったダービーで2ゴールを記録。逆転勝ちの立役者となり、試合後にクラブ公式ツイッターで実施されたファン投票ではマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出された。不仲説は絶えないが、モウリーニョはポグバの活躍を手放しで称賛。「私はただ試合に集中していただけだ。ポールも同じだろう。彼のプレーは試合に集中しているときにしか出せないものだった」と満足感を示した。

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