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日本代表ハリルホジッチ監督の更迭を正式発表、後任は西野朗技術委員長

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解任されたバヒド・ハリルホジッチ監督

 日本サッカー協会の田嶋幸三会長が9日、都内で記者会見を行い、日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督の解任を正式発表した。後任として西野朗技術委員長が代表チームの指揮を執ることも合わせて発表された。

 ハリルホジッチ監督は15年3月、八百長疑惑で契約解除されたハビエル・アギーレ前監督の後任として日本代表監督に就任。ロシアW杯のアジア最終予選は6勝2分2敗の勝ち点20で首位突破を果たし、6大会連続6回目のW杯出場を決めた。しかし、予選後の国際親善試合は国内組で臨んだE-1選手権を除くと、1勝2分3敗と低迷。3月のベルギー遠征ではW杯出場を逃したマリと1-1で引き分け、ウクライナには1-2で敗れた。

 結果以上にその低調な内容は批判を浴び、選手からも指揮官の戦術に不満の声が出るなど、その求心力の低下が指摘されていた。W杯本大会2か月前の更迭は異例で、W杯出場決定後の監督交代は日本サッカー史上初となる。

 後任の西野氏は監督として96年のアトランタ五輪で日本を28年ぶりの本大会出場に導き、ブラジルを破る「マイアミの奇跡」を演出した。その後は柏、G大阪、神戸、名古屋で監督を歴任。J1歴代最多の通算270勝を誇り、16年3月に日本サッカー協会の技術委員長に就任した。

(取材・文 西山紘平)

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