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格下にホームでドローのガットゥーゾ「ボールがゴールに入りたがらなかった」

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ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が試合を振り返る

 ミランの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾは、8日に行われたセリエA第31節サッスオーロ戦終了後、イタリアメディア『メディアセット・プレミアム』のインタビューに応じ、敗戦の弁を述べた。

 ミランは8日、ホームにサッスオーロを迎えるも、格下を相手に手を焼き、辛うじて1-1で引き分け、3試合連続未勝利およびシーズン2度目となる2試合連続ドローに終わった。上位陣ローマやインテルの敗戦を生かせず、目標とするチャンピオンズリーグ出場が遠のいた。ガットゥーゾは試合を振り返り、反省点を述べた。

「今日、CL出場権争いでビッグチャンスを逃してしまった。最終的な責任は私にある。前半、チャンスは多かったし、シュートも枠内に何度も飛んでいた。ただ力強さが足りなかったと思う。運にも恵まれていなかったと思うが、試合の状況をよく見れば、負けている可能性もあった。疲れは少しある。言い訳を探すのは簡単だが、ラスト数メートルでのアグレッシブさも足りなかったと思う。ワントップかツートップかの問題ではない。21回もシュートを放っており、FWの選手の問題ではないと思う。今日はボールがゴールに入りたがらなかったようだ」

 先発出場した20歳のFWパトリック・クトローネ、また途中出場し、後半41分に同点弾を決めたFWニコラ・カリニッチについてコメントを残した。

「クトローネは相手を間延びさせ、縦のスペースを見つけなければならなかったが、今日は必ずしもできていなかった。カリニッチ? FWはゴールを挙げることが仕事なので、私は彼に満足している」

 なお、主将のDFレオナルド・ボヌッチが後半36分に警告を受けたため、次戦のナポリ戦は累積により出場停止になる。

「審判についてとやかく言いたくはないが、警告を与えたのならそれなりの理由があるのだろう。物議をかもすつもりはない。使える選手で戦うだけだ」

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