3年に渡って日本代表の監督を務めたバヒド・ハリルホジッチ氏の電撃解任が9日、正式に発表された。W杯ロシア大会開幕を2か月前に控えたこのタイミングでの更迭を受け、韓国の各メディアも驚きをもって報じている。

　昨年12月、国内組で臨んだE-1選手権で日本は韓国に1-4で敗戦。ハリルは試合後に「韓国のほうが日本を大きく上回っていたと思う」と発言していた。『中央日報』はこれにフィーチャーし、「昨年末に韓国に1-4で大敗し、日本はプライドが傷ついた」と報じた。

　同様に、『スポーツソウル』も日韓戦を節目の出来事として伝え、「韓国に1-4で完敗したあと、日本は解任するかどうかを検討したが、留任した」と報道。W杯出場決定後の監督交代は日本サッカー史上初。この異例の事態を「監督更迭という超強気なカードを取り出した」と伝えている。

　後任として西野朗技術委員長が代表チームの指揮を執ることも報じられ、『スポータルコリア』は「2か月しか残っていない短い期間に監督更迭という劇薬を与えた」と速報している。

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