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トゥヘル氏の招へいを巡ってパリSG幹部に亀裂…強化部長は辞任の可能性も

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トーマス・トゥヘル氏の招へいをめぐってパリSG内で混乱?

 元ドルトムント監督のトーマス・トゥヘル氏の招へいをめぐってパリSGのアンテロ・エンリケSD(スポーツディレクター)が辞任するかもしれない。フランス誌『レキップ』が伝えた。

 トゥヘル氏は先日、すでに国外クラブと来シーズンから指揮を執ることで合意に至っていることから、バイエルンに断りを入れたことが明らかになった。当初はアーセナルやチェルシーとプレミアリーグクラブがその新天地として濃厚と伝えられたが、ここ最近ではパリSGが最有力候補に躍り出ている。

 報道によれば、パリSGのオーナーであるカタール・スポーツ・インベストメント・グループが、カタールのシャイフ・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長の希望を受け、トゥヘル氏を次期監督として招へいするとのこと。ウナイ・エメリ現監督との契約が満了となる今夏に、1年間延長オプションつきの2年契約を結ぶ運びとなっていると見られる。

 しかしながら、その決断にエンリケSDは大きな不満を抱き、辞任を表明するという。『レキップ』曰く、同SDはポルトから知るセルジオ・コンセイソン監督をパリSGの新監督として考えていたとのこと。「自身のパリでのミッションに疑念が持たれた」と訴え、幹部内で激しい論争が起こっているようだ。

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