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終盤ヒヤヒヤも…柏、キム・ボギョン&中川弾で鳥栖を下して公式戦連敗ストップ

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FW中川寛斗のゴールが決勝点となった

[4.11 J1第7節 鳥栖1-2柏 ベアスタ]

 J1リーグは11日、第7節を行った。ベストアメニティスタジアムではサガン鳥栖柏レイソルが対戦し、2-1で柏が勝利。リーグ戦の連敗は免れた。一方の鳥栖は、今季初の連敗となった。

 鳥栖は前節・C大阪戦(1-2)から先発1人を変更。FWビクトル・イバルボに代え、FW趙東建が起用された。一方の柏は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で全北現代(0-2)に敗れ、ACL敗退。さらに前節・広島戦(0-1)も落とし、公式戦2連敗中。この試合はスタメン4人を入れ替え、DFパク・ジョンスとMF小泉慶、MF亀川諒史、FW中川寛斗がスターティングメンバーに名を連ねた。

 両者は、J1リーグで4勝4分4敗、ルヴァン杯で1分、J2リーグで2勝2分2敗とまったくの五分。だが、試合は早々に動いた。前半7分、左サイドの亀川がグラウンダーのパスを中央へ入れ、MFキム・ボギョンがファーストタッチでPA左に進入。豪快な左足シュートをゴール左上に突き刺し、幸先よく先制した。

 さらに柏は前半37分、自陣からDF中谷進之介がロングパスを供給。右サイド深くからDF小池龍太がマイナスに折り返し、PA右から亀川がダイレクトシュートを放つと、枠は外れていたが、ゴール前に走り込んでいた中川が滑り込みながら左足で流し込み、2-0とした。

 鳥栖は前半なかなかチャンスを作れず、2点ビハインドのまま後半へ。後半14分、PA左への浮き球パスに反応したFW田川亨介が相手DFと体を入れかえて左足を振り抜くが、威力がなかった。すると、直後に柏に決定機。16分、左サイドから中川がGKとDFの間へ鋭いクロスを入れる。これに反応し、フリーで飛び込んだFW伊東純也が右足で合わせるが、GK権田修一に止められてしまった。

 後半17分、柏は小泉を下げてMF大谷秀和を投入。鳥栖も19分にMF福田晃斗をMF安庸佑に代えた。25分、鳥栖はMF原川力の左CKから相手にクリアされたボールを田川が左足ボレー。相手にブロックされ、中央にこぼれたボールをFW小野裕二が押し込もうとするが、シュートはゴールライン上の中谷に防がれた。

 流れは完全に鳥栖。後半30分、安庸佑が右サイド深くからクロスを入れると、小野が抑えの効いた右足ボレーを叩き込み、1-2。1点差に詰め寄った。その後も鳥栖の猛攻が続いた。しかし、試合はそのまま2-1でタイムアップ。柏がなんとか逃げ切った。

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