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ピルロが退場のブッフォンに同情「仮に昨日のピッチに私が立っていたら…」

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準々決勝第2戦で退場となったユベントスGKジャンルイジ・ブッフォン

 元ユベントスアンドレア・ピルロ氏は、もし自身がユベントスの選手としてピッチに立っていたら、猛抗議の末に退場を命じられたGKジャンルイジ・ブッフォンと同じ行動に出ていた可能性があると語った。

 11日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦のレアル・マドリー対ユベントスの終盤、3-0でユベントスがリードする場面で主審のマイケル・オリバー氏は微妙な判定からレアル・マドリーにPKを与える。この判定に納得がいかないブッフォンは猛抗議をして退場に。獲得したPKをFWクリスティアーノ・ロナウドが沈め、2試合合計3-4でユベントスはあと一歩のところで準々決勝敗退を余儀なくされた。

 試合後にブッフォンは「主審は心をゴミ箱に捨てた」と辛らつに批判するなど、怒りが収まらない様子。これを受け、元チームメートのピルロ氏もこれが欧州CLでラストゲームになりかねない40歳の守護神に同情している。

「彼は勝利への信念をいつまでも持ち続けているから、あのような行動に出たんだと思う。それにペナルティはあんなに簡単に与えられるべきではない。もう少し冷静に判断できるレフェリーなら、あの場面では流すはずだ」

「仮に昨日のピッチに私が立っていたのなら、とてつもない怒りを感じていただろう。あのようなビッグゲームの残り数秒で負けが決するなら、怒り狂うはずだ。敗北は時間とともに過ぎていくが、あの失望はこれからも心に残るだろう。しかし、セリエAはまだ終わっていないから、切り替えなくてはならない」

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