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デル・ピエロ氏、ブッフォンの暴走に苦言「理解しかねる。彼も考えを改めるだろう」

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デル・ピエロ氏がGKジャンルイジ・ブッフォンに苦言

 ユベントスのレジェンド、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏がイタリアメディア『スカイスポーツ』の番組に出演し、後輩のGKジャンルイジ・ブッフォンに対し苦言を呈した。

 ユベントスは11日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝でレアル・マドリーとのセカンドレグに挑んだ。61分までに計3ゴールを奪い、ファーストレグでの3点のビハインドをタイに戻したが、後半アディショナルタイムにレアル・マドリーに与えられたPKが勝負を分けた。主審のマイケル・オリヴァー氏に猛抗議したブッフォンは退場となり、このPKをクリスティアーノ・ロナウドが冷静に沈め、2試合合計3-4でユヴェントスのベスト8敗退が決定した。

 キャリアで最後となるはずのCLを戦っていたブッフォンは試合終了後、怒りを収めることができず、主審がファーストレグとの“帳尻合わせ”を行わなかったことに対し、不満をぶつけた。

 ユベントスのホームで行われたファーストレグでは、93分、MFフアン・クアドラードがファウルを受けたように見えたが、PKは与えられず、0-3と完敗。このためブッフォンは、「試合を裁く以前に、ファーストレグの試合を見ておくべきだ。そうすれば、セカンドレグではより冷静に公平な笛を吹けただろう」と批判を繰り出していた。

 デル・ピエロ氏は、レッドカードを受けた後輩の暴走に苦言を呈している。40歳の守護神に対し、改心を期待した。

「ジジが主審について言及したが、正直、僕は理解しかねる。なぜ彼があれほどファーストレグの試合を持ち出すのか理解できない。サッカーとは、良くも悪くもその瞬間を分析するものだ。数日も経てば、きっと彼は主審について考えを改めてくれるだろうと思う」

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