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ハンブルガーSV伊藤達哉は次節もスタメンか…指揮官ティッツが起用を示唆

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 7日に行われたハンブルガーSVvsシャルケの一戦で、酒井高徳伊藤達哉と2人の日本人選手がフル出場を果たした。この試合では52分、左サイドからのドリブルで伊藤が敵陣を切り裂き、ルイス・ホルトビーのゴールをお膳立てしたことでも大きな話題となった。

 切れ味鋭いドリブルを見せることから、伊藤の次節起用を推す声も多い。だが、同選手はシャルケ戦でブンでスリーガ初となるフル出場を果たしたばかり。だが、指揮官クリスティアン・ティッツは伊藤に信頼を寄せ、コンディション面でも問題はないと見ているようだ。

 地元メディア『RHEINPFALZ』は「ホッフェンハイム戦でも伊藤がピッチに登場する可能性が高い」という見出しで指揮官ティッツの言葉を伝えた。

「イトウは問題なく今日(木曜)の練習メニューをこなした。次節に向け、慎重にメンバー考えるつもりだが、チームの現状は悪くないと思う」

 前節は2位シャルケをホームで撃破し、降格圏からの脱出に向けて弾みを付けたハンブルガーSV。ティッツ監督は「シャルケからの勝利は、我々に自信を与えてくれるものだった。ホッフェンハイムとの戦いは難しい一戦になるだろうが、ピッチ上でできる限りのことをするつもりだ」と続け、敵地でのホッフェンハイム戦に意気込みを示している。

 ブンデスリーガで現在、勝ち点22の17位に沈んでいるハンブルガーSVは次節、7位ホッフェンハイムと敵地で戦う。16位マインツとの勝ち点差は現時点で5開いているだけに、1部残留を目指すハンブルガーSVにとっては敵地とはいえ勝ち点の取りこぼしが許されない状況。前節、切れ味鋭いドリブルでシャルケ守備陣を切り裂いた伊藤が、2試合続けて先発起用される可能性も十分にありそうだ。

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