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ローマGK「バルサとの差はメッシたった1人。レッスンのような完璧な試合だった」

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 ローマに所属するブラジル代表GKアリソンは、バルセロナを破ってUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝へ駒を進めたことに興奮冷めやらぬようだ。ブラジルメディア『Sport TV』のインタビューで試合を振り返った。

 10日に行われたCL準々決勝セカンドレグで、ホームにバルセロナを迎えたローマ。ファーストレグを1-4で落とし、逆転突破には最低でも3ゴールが必要な状況だったが、6分のFWエディン・ジェコの先制点を皮切りに、3-0で勝利を収めた。2試合合計スコアは4-4となったが、アウェーゴール差により、1983-84シーズン以来34年ぶりのベスト4進出を決めた。

 ローマのチームメートとともに奇跡を成し遂げたブラジル代表GKは、試合を見直し、改めて自分たちのプレーに惚れ惚れとしたようだ。

「あまり眠れなかった。朝5時まで試合を見直していた。僕らは完璧で、まさに試合のレッスンのようだった。歴史的な夜になったが、僕もその一員になれて誇りに思う」

ファーストレグを終えた時点で3点のビハインドを背負い、準決勝進出は絶望的に見えた。しかし試合を分析するうちに、ローマの選手たちは自信に満ちていった。バルセロナとの差は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシだけだと、アリソンは力説する。

「スペインでのファーストレグを何度も見て、自分たちならできるという感覚が芽生えた。それに向こうは僕らと比較して上回っているのは、メッシがいるということだけだ」

 ファーストレグでは、運に見放されたMFダニエレ・デ・ロッシ、DFコスタス・マノラスがローマを準決勝進出に導くゴールを決めた。

「ファーストレグでOGを記録してしまった選手に対し、運命がゴールというご褒美をくれた。向こうでは運に恵まれなかった。それからバルセロナの選手たちを止められるように守備の準備をしてきて、試合ではその通りにいった。向こうはシュートチャンスを作れなかったが、こちらは他にも得点できるチャンスがあった」

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