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「最強選手はメッシやロナウジーニョ」ピルロ氏が考える最もやりづらい相手とは?

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元イタリア代表MFのアンドレア・ピルロ

 現役時代、ミランやユベントスで活躍した元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ氏が12日、自身の引退試合発表記者会見に出席し、キャリアを振り返った。

 “マエストロ”ことピルロ氏は現役時代、ミランやユベントスで活躍。両クラブにおいて計6度のリーグ優勝を味わった。ミランでは2度のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)優勝を果たしたほか、2006年にはイタリア代表としてドイツW杯も制した。2015年夏からはMLSに拠点を移し、ニューヨーク・シティでプレーしていたが、昨年11月に現役生活を終える決断を下している。5月21日にサン・シーロで開催される引退試合には、2006年W杯優勝メンバーであるGKジャンルイジ・ブッフォンやフランチェスコ・トッティ氏、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏、アレッサンドロ・ネスタ監督らが出席予定となっている。

 元イタリア代表のレジェンドはキャリアを振り返り、自身が考える最強選手について明かした。「最強のテクニックを持っていた選手は、ロナウジーニョ。最強の対戦相手は(リオネル)メッシだったよ」と述べ、ミラン時代の同僚およびアルゼンチン代表FWを挙げた。一方、最もやりにくかった対戦相手について、「何て名前だったか…パク」と言及。マンチェスター・ユナイテッドでプレーしていた元韓国代表のパク・チソン氏を挙げた。

 またピルロ氏は、カルロ・アンチェロッティ監督が率いたミランの黄金時代を回想。「ミランは家族のようだった。あそこでの年月は、言葉で表すことができない。バルセロナからオファーを受けたことがあったが、あの頃のミランを上回る場所なんてどこにもなかった」と明かしている。

 なお今後については、『スカイ・スポーツ』のインタビューで、「今は引退試合に集中している。それから休暇を取るつもりだ。ユベントスで職に? すべての可能性がある」と述べ、言葉を濁した。

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