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岡山MF上田康太の左足炸裂!狙い通りの恩返しFK弾「相手の脅威になれるように」

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MF上田康太が古巣戦で同点FK弾

[4.14 J2第9節 大宮1-1岡山 NACK]

 狙い澄ましたキックで試合を振り出しに戻した。ファジアーノ岡山は0-1で突入した後半に攻撃の圧力を強めると、PA手前中央、絶好の位置でFKのチャンスを獲得する。キッカーは31歳のMF上田康太だった。

「壁を隠してくれている選手たちがしっかり隠してくれたからGKの位置も少し壁から外に動いた。隠してくれたおかげで僕はキックに集中できた。いい位置だったのでしっかりコースを狙えば入ると思いました」

 壁の位置を確認して上田が左足を振り抜くと、狙い澄ましたシュートは壁を越えて落下し、ゴール左隅に突き刺さった。「狙い通りのところに蹴れた」。直接FK弾は今季2点目。「感触はすごくいい。相手にFKが嫌だと思ってもらえればチームにとってプラス。相手の脅威になれるように頑張りたい」とさらに“武器”に磨きをかけていく。

 上田は今季、磐田から岡山に復帰。2011年から14年に岡山にレンタル移籍するまで在籍した大宮との古巣戦だった。試合前後には大宮サポーターから温かい声援を送られ、「しっかり試合ができて楽しかったです」と“恩返し弾”で感謝を示した。

(取材・文 佐藤亜希子)

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