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「今朝」生まれた!FW富山が大宮復帰後初先発、ゆりかごダンスも悔しいドロー

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[4.14 J2第9節 大宮1-1岡山 NACK]

 今季、3シーズンぶりに大宮アルディージャに復帰したFW富山貴光が2トップの一角に入り、復帰後初スタメンでフル出場。石井正忠監督は「相手は前からプレッシャーにくる形で、相手の背後で前向きにプレーしようということを求めて今日は彼を起用した」と先発起用の意図を説明した。

 前線でキープ力を見せ、相手DFとMFの間に入り、ポストプレーで起点となった。途中出場した3試合よりも、「守備から入ることを意識した」という富山は大前と声を掛け合い、「ボランチのところ、上田選手と伊藤選手のところをケアしながら入ろうと思った」と前線からプレッシャーをかけた。

 前半9分にコンビを組んだFW大前元紀のヘッドで先制に成功。富山は「今朝」第2子が生まれ、チームメイトにゆりかごダンスで祝福された。前半11分には自身もチャンスを迎え、DF河面旺成が左サイド深い位置から左足で速いクロスを蹴り込むと、ファーサイドの富山がヘディングシュート。決定的な形だったが、惜しくもGK一森純のセーブに阻まれ、「すごくいいボールが来たので決めたかった」と唇をかんだ。

 ゆりかごダンスも後半に失点して逃げきれず、「みんなで祝えてよかったけど、勝って終わりたかった」と 大前。富山も「良い入りができたけど、一瞬の気の緩みというのが出てしまった。セットプレーで入れられたのは厳しい」とドロー決着を悔やんだ。

(取材・文 佐藤亜希子)

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