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バルサ、39戦無敗のリーガ新記録樹立!! CL敗退ショックひきずらずバレンシア撃破

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バルセロナFWリオネル・メッシ

[4.14 リーガ・エスパニョーラ第32節 バルセロナ2-1バレンシア]

 リーガ・エスパニョーラ第32節2日目が14日に開催され、バルセロナバレンシアをホームに迎えた。前半15分にFWルイス・スアレスの得点で先制したバルセロナは、後半6分にDFサムエル・ウムティティが加点。その後はバレンシアの反撃を1点に抑えて2-1の勝利を収め、39試合無敗のリーガ新記録を打ち立てた。

 10日に行われた欧州CL準々決勝第2戦でローマに0-3の完敗を喫して欧州制覇の可能性を絶たれたバルセロナだが、リーガでは開幕31試合24勝7分の無敗で首位を快走。昨季32節ソシエダ戦から続く無敗記録は38試合となり、78-79シーズンから79-80シーズンにかけてソシエダが樹立したリーガ無敗記録と並んだ状況でバレンシア戦に臨んだ。

 前半4分にバレンシアがゴールを脅かすが、FWゴンサロ・グエデスがPA外から放った狙いすました右足のシュートは、横っ飛びしたGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンに阻まれてしまう。一方、バルセロナは同14分、L・スアレスのスルーパスからPA内に侵入したDFジョルディ・アルバが狙うも、シュートはGKネトにストップされてしまった。

 しかし前半15分、右サイドのMFセルジ・ロベルトからパスを受けたMFコウチーニョが中央に切れ込みながら送ったスルーパスで、最終ライン裏を突いたL・スアレスがワンタッチで流し込み、バルセロナが先制に成功した。同24分にはテア・シュテーゲンのパスミスからバレンシアが決定機を迎えるが、MFカルロス・ソレールのパスをゴール前で受けたFWロドリゴのシュートは、驚異的な反応を見せたテア・シュテーゲンに左手1本で弾き出されてしまった。

 1-0とバルセロナがリードしたまま後半を迎えると、同5分に再びバレンシアがゴールを脅かす。足を滑らしたウムティティからボールを奪ったFWサンティ・ミナのラストパスからフリーになったロドリゴが放ったシュートは、距離を詰めたテア・シュテーゲンの脇を抜けたものの、カバーに入ったDFジェラール・ピケにクリアされてネットを揺らすには至らなかった。

 すると後半6分、コウチーニョが蹴り出したCKに飛び込んだウムティティがヘディングで叩き込み、バルセロナがリードを2点差に広げる。攻撃の手を緩めないバルセロナは同20分、左サイドからMFセルヒオ・ブスケツが送ったクロスに反応したFWリオネル・メッシが強烈なダイレクトボレーを放つも、ボールはわずかにゴールマウスを外れる。さらに同25分にはメッシとの鮮やかなパス交換でPA内に入り込んだイニエスタが、ジャンピングボレーでゴールを脅かしたが好反応を見せたネトに弾き出されてしまった。

 その後も追加点を狙うバルセロナは後半34分、右サイドから相手数人に囲まれながらもフィニッシュまで持ち込んだメッシの左足シュートがゴール左に外れるなど、なかなか3点目を奪えず。後半41分にはFWウスマン・デンベレがPA内でDFホセ・ルイス・ガヤを倒して与えたPKを、MFダニエル・バレホに決められてバレンシアに1点差に詰め寄られたものの、そのまま逃げ切って2-1の勝利を収めた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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