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[関東]攻撃力爆発!明治大が開幕2戦7発連勝!!途中出場FW狩土名が後半43分に千金決勝弾

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後半43分にFW狩土名禅が決勝弾を決めた

[4.14 関東大学L1部 流通経済大2-3明治大 味フィ西]

 明治大が流通経済大に3-2で競り勝った。2-2で迎えた後半43分に途中出場のFW狩土名禅(かるどな・ぜん、2年=桐生一高)が値千金の決勝弾を記録。栗田大輔監督は「引き分けで終わってもよさそうな内容でしたが、勝ち切ったことで大きな勝利になったと思う」とにこやかに話した。

 序盤から激しく動いたゲーム展開。明治大は前半8分に与えたPKで先制を許したが、同19分にFKをFW村田航一(4年=日章学園高)が合わせて同点。村田は2試合連続弾。DF黒澤丈(3年=流通経済大柏高)と頭をぶつけて両者が流血するほど激しい接触があったが、村田が気迫でねじ込んだ。

 前半28分には流れの中から背番号10のMF小野雅史(4年=大宮ユース)が逆転弾を決めるが、同45分にCKからDFアピアタウィア久(2年=東邦高)に同点弾を決められ、前半を同点で折り返す。後半は逆に引き締まった展開となったが、後半40分に切り札として投入された狩土名が、同43分にCKのこぼれ球を押し込んで開幕連勝を呼び込んだ。

 開幕戦の筑波大戦では4得点して圧勝。続く2戦目も3得点と攻撃陣の好調だ。「チームのベクトル、方向性が揃えば今年のチームは勢いがある」と評価する指揮官は、「スピードを上げたりギアを上げたりと、しっかり矢印が揃えば良いサッカーが出来るなと思いました」とチームのまとまりを好調の要因に挙げていた。

(取材・文 児玉幸洋)
●第92回関東大学L特集

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