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クラブ史上初の降格迫るHSV…主将・酒井高徳は諦めず「信じないといけない」

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酒井高徳は残留をあきらめない

 ハンブルガーSV(HSV)は、14日に行われたブンデスリーガ第30節でホッフェンハイムに0-2と敗れた。試合後、DF酒井高徳は「残留を信じている」と語った。ブンデスリーガ公式日本語版が伝えた。

 前節2位シャルケ相手に勝利を挙げたHSV。酒井高徳、伊藤達哉両日本人選手も先発し、勢いを持ってポイントを獲りたいところだったが、18分に失点。さらにその9分後にもゴールを奪われる。結局、敵地で終始圧倒され、0-2と敗れた。

 試合後、主将を務めた酒井高徳は「がっかりしている」と語った。

「敗戦はいつでも辛いものです。前半は自分たちのプラン通りのプレーができなかった。後半からは良い反応ができましたが、ブンデスリーガで勝つためには良いプレーを45分するだけでは足りません。がっかりはしていますが、それでもやり続けますし、まだ全てのことを信じています」

 この結果、HSVは勝ち点22から伸ばせず。15日に試合を控えている入れ替え戦圏内の16位マインツとは5ポイント差。残り4試合となったブンデスリーガで、残留が非常に厳しくなった。

 それでも、キャプテンは諦めていないようだ。

「(残留を)まだ信じています。信じないといけません。サッカーでは、信じられないようなことも起こります。そういうものを僕自身もたくさん見てきました。そういう望みを各々が持ち、チームとして信じて、やり続けていきます。それ以外のことはできませんし、皆で一緒に希望を持って自分たちの道を進みます」

「今日の試合終了後も、ファンたちは僕たちのことを信じてくれていることを見せてくれました。僕たちと同じ気持ちでいるということです。次節、ホームでファンと一緒にまた勝ち点3を獲得したいと思います」

 クラブ史上、未だブンデスリーガから降格を経験したことがないHSV。奇跡的な残留を果たすことが出来るだろうか。残り4試合の相手は、フライブルク、ボルフスブルク、フランクフルト、ボルシアMGだ。

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