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どうしたデュッセルドルフ…首位独走からまさかの3連敗、宇佐美は今季7点目

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[4.15 ブンデスリーガ2部第30節 ハイデンハイム3-1デュッセルドルフ]

 ブンデスリーガ2部は15日、第30節を各地で行い、FW原口元気、FW宇佐美貴史所属のデュッセルドルフは敵地でハイデンハイムと対戦した。日本人選手2人は最前線のポジションで先発し、宇佐美は今季7点目となる同点ゴールを挙げたが、そこから勝ち越しを許して1-3で敗戦。今季初の3連敗で2位ニュルンベルクとの勝ち点差が2に縮まった。

 先手を取ったのはホームのハイデンハイムだった。前半23分、右サイドからMFマーク・シュナッテラーが低いクロスを上げると、ゴール前でのクリアボールがデュッセルドルフDFに直撃。こぼれ球がFWニコラ・ドブダンのもとにこぼれ、ダイレクトで叩き込んだ。

 前半に1点ビハインドを負ったデュッセルドルフだったが、後半6分に取り返す。右サイドからゴール前に向かったFWベニト・ラマンが左PA角に斜めのパスを送り、宇佐美が落ち着いてトラップ。一呼吸置いて右足を鋭く振り抜くと、イン回転のかかったボールがゴール右上隅に吸い込まれ、同点に追いついた。

 ところが後半11分、ハイデンハイムは左サイドを駆け上がったMFマキシミリアン・シエルのクロスにドブダンが頭で合わせて勝ち越し。さらに同34分、左サイドを猛烈な勢いでドリブル突破したMFケビン・ランクフォードがクロスを送ると、DFケビン・クラウスがボレーで叩き込み、リードを2点に広げた。

 このまま終わると今季初の3連敗となるデュッセルドルフだが、ハイデンハイムの勢いの前にゴールに迫ることができない。そのまま得点を奪うには至らず、1-3で敗れた。残り4試合を残して2位との勝ち点差は2。ブンデスリーガ昇格圏外の3位との勝ち点差は4に縮まった。

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