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[プレミアリーグEAST] 止まらない市船の高速SBコンビ、畑が突破し、松尾は決定的シュート連発

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左サイドを突破する市立船橋高SB松尾勇佑

[4.15 高円宮杯プレミアリーグEAST第2節 流通経済大柏高 0-0 市立船橋高 流通経済大柏高G]

 市立船橋高の高速SBコンビが止まらない。富山一高との開幕戦では後半開始から出場した右SB畑大雅(2年)が抜群のスピードを活かして2アシスト。畑はこの日も右サイドで抜群のスピードを発揮し、「先週、畑にいいプレーされたので自分もいいプレーをやってやろう」という左SB松尾勇佑(3年)もスピードと突破力を活かして決定的なシュートを連発した。

 流通経済大柏高の力強い攻守の前に押し込まれていた前半はなかなか目立つようなプレーをすることができていなかったが、セカンドボールを拾う数を増やし、仕掛ける回数が増えた後半の両SBの存在感は抜群だった。

 11分、畑が右エンドラインぎりぎりのボールに追いついてクロス。これを逆サイドで拾ったMF井上怜(3年)とのコンビで松尾が決定的なクロスを上げる。さらに14分には畑が右サイドから斜めにドリブルで仕掛けてPAやや外側でFKを獲得。18分にはDFを強引に振り切ってPAへ潜り込んだ松尾が決定的なシュートを放ち、22分にも攻撃参加した畑から逆サイドへボールを動かし、最後は松尾の放った右足シュートがゴールマウスを叩いた。

 松尾は「決めたかったっすね。今週、両SBはサイド張り続けて、スピードを使って相手の背後を突いていこうという作戦だった。結構サイドを取れていた」と振り返る。追いつくことは難しいと思われるようなハイサイドへのボールに追いつき、そのフィジカル能力の高さで局面を破ってしまう2人。朝岡隆蔵監督も「強みになる」と評していたが、畑と松尾の存在は、今後も対戦相手にとって驚異になりそうだ。

 松尾は高速アタッカーとして1年時から期待されてきた。前線からのプレッシングやチャンスメークの部分で期待に応えてもいたが、なかなかゴールという結果を残せなかった。だが、今冬にコンバートされたSBのポジションで充実のプレー。「前よりも楽しいですね。こっちの方が。ボール持ってから縦のスピードで行けたり、ゴールに絡めたりするので楽しいです。(今後も)チームのために頑張って走っていきたい」と、新ポジションで勝利に貢献していく意気込みだ。

 攻め上がった後のケアやビルドアップの部分などまだまだ課題があることも確かだが、チームのストロングポイントになっているSB松尾。今後も、畑や他のSBとともに攻守において対戦相手を上回り、サイドの攻防で主導権を握る。

(取材・文 吉田太郎)
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