beacon

酒井宏は右SBでフル出場、マルセイユは37秒で失点も3発逆転勝利!CL出場権獲得に望みつなぐ

このエントリーをはてなブックマークに追加

DF酒井宏樹は右サイドバックでフル出場

[4.15 リーグ1第33節 トロワ2-3マルセイユ]

 リーグ1は15日に第33節を行い、日本代表DF酒井宏樹所属のマルセイユは敵地でトロワと対戦し、3-2で勝利した。酒井は右サイドバックでフル出場を果たしている。

 12日のヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第2戦でライプツィヒを破り、14年ぶりの準決勝進出を決めたマルセイユ。DFアディル・ラミが先発復帰したものの、GKスティーブ・マンダンダとDFロランドが負傷により欠場となり、GKヨアン・プレとMFルイス・グスタボが引き続き先発起用となっている。酒井は主戦場の右サイドバックに配置された。

 ELで快進撃を続けるマルセイユだが、トロワに隙を見せてしまい、開始37秒で失点。左サイドからMFステファン・ダルビオンにクロスを上げられ、MFサミュエル・グランドサーに頭で決められた。37秒でのゴールはリーグ1での今季3番目に早い得点になった。

 マルセイユは前半7分、右サイドのFWバレール・ジェルマンがクロスを放ち、相手DFに当たってこぼれたところを酒井が右足ダイレクトで狙う。しかしボールは大きくゴール上にはずれた。すると11分に同点に成功。中盤のFKからFWディミトリ・パイェがPA右にスルーパスを送ると、FWクリントン・エンジーが反応して右足シュートを放ち、ゴール左に流し込んだ。

 前半を1-1で折り返すと、マルセイユは再び後半3分に失点してしまう。L・グスタボが最終ラインでパスミスをしてしまい、カットに成功したグランドサーが右足シュート。プレが一度ははじくも、MFベンジャミン・ニベがこぼれ球を押し込んで勝ち越した。

 1-2となったマルセイユは後半24分にエンジーに代えてFWコスタス・ミトログルを投入する。すると30分、トバンが自陣でボールを拾い、左サイドのパイェに渡す。そのままパイェは前線のミトログルにパス。受けたミトログルはPA右から切り返し、左足シュートをゴールに突き刺した。

 2-2の同点に追いついたマルセイユは後半40分に逆転に成功する。L・グスタボからパスを受けたDFジョルダン・アマビィが左サイドから鋭いクロスを上げると、ファーサイドのトバンが左足ダイレクトでスーパーボレーを放ち、ゴール左に叩き込んだ。

 マルセイユは3-2の逆転勝利を収めて勝ち点3をゲット。勝ち点66で、同勝ち点の3位リヨンとは得失点差で下回り、4位のままになっている。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の2位に位置するモナコ(勝ち点70)とは、暫定で勝ち点4差に縮まっている。

●海外組ガイド

TOP